私アラフォートモは父と母とねこの3人1匹暮らし。
父はアルコールが原因の記憶障害(物忘れ)、母は認知症のアルツハイマーで物忘れがあります。
診断名は違えど、同じくらいの物忘れがある2人。
そんな忘れる2人と独身アラフォートモと猫の日々をゆるーく綴ります。
この記事を書いている人|ミカトモのトモ
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父と母2人で一緒に、週に1度通い始めたデイサービス。
父は2か月で行かなくなり、今は別の施設の半日型3時間のデイサービスに変更し通っています。
父も母も行く前から口を揃えて、私たちにはそんなものはまだ必要ない、と言っていました。
最初はそう言っていた母はいざ行き始めると、
私は何でも楽しめるの、と言って通い始めた施設に父が辞めた後も通い続けています。
なんなら、もう一日増やそうかしら?と最近は言っています。
父は、母とは違い通いだしてからもずっと必要ないと言い続けていました。
なんで自分があんなところに行かなくちゃいけないんだ。
一日中座っているだけで、何のために行っているのか全く分からない!
隣の人に話しかけてもぼーっとして返事もろくに帰ってこないヨレヨレの年寄りばかり。
自分が行くようなところじゃない!と。
おいおい、その発言は自分の事をあまりにも棚に上げすぎじゃないか、と私の心の声( ̄▽ ̄;)
デイサービスから帰ってきた父に、今日はどうだった?と聞くと、
あぁ、まぁいんじゃないですか?と、まんざらでもない様子。
大抵は機嫌よく帰ってきます。だけどそれが翌日になると、
なんでそんなところに行く必要があるのか?もうあそこにはもう行かない、そもそも必要ない!と、なるんです。
最初は色んな人と交流したり少しでも体操などで体を動かした方が、
本人のためだと思って毎回説得していました。
でも、本人は自分は正常でボケてなんかいないと思っているから、納得してもらうのも一苦労!
家族以外の人と話したり、体を動かしたりすることでもの忘れの予防になるから、
医者にも予防のために、積極的にサービスを利用した方がいいと言われているんだよ。
と、説明するも納得していない様子。意固地な父に説明するのに私も疲れて、
もう契約しちゃったんだから行きなよ。お父さんハンコ押したでしょ?と言うと、
真面目な父らしく、今月いっぱいは(契約しているなら)我慢して行くけどその後はもう行かない、と毎回言うように。
ケアマネージャーさんに面談の際に相談してみると、
話しかけても会話にならないんじゃ、そりゃつまらないですよね!
施設の方に言って席を会話ができる人に変えてもらえないか相談してみますね!
とすぐに動いてくださいました。
そんな風に対処できたのかと、それを聞いてハッ!とさせられましたΣ(・ω・)
プライドの高い自信過剰の父が、上から目線で周りの人をボケ老人呼ばわりして…まったく!
とばかり思っていたので、父目線で考えられていなかったと反省…(;´・ω・)
すると父も自分の訴えを受け止めてもらえたことに満足し、ケアマネージャーさんのお陰で一旦は続ける方向に!
ですがやっぱり長くは持たず、すぐにまたもう行かないとなってしまいました。
父も母もトイレやお風呂など身の回りの事は自分で出来ます。
補助も介助もまだ必要な段階ではなく身体的には自立できているため、
デイサービスでお風呂に入る意味を全く感じていない父は、声を掛けてもらっても絶対に入浴しません。
身体介護がまだ必要なく自由に動き回れるため、軽体操やレクリエーションも簡易的で物足りなかった様子。
その他の空き時間は将棋や習字や塗り絵などで過ごすようなデイサービスで、
テレビっ子で無趣味の父がやる事は、新聞を読むか、横になるか、話の弾まないボケ老人に仕方なく話しかけるか位しかなかったんです(父談!)。
物忘れのせいで必要性が理解できずに拒否しているなら、説得して父のためにも行ってもらうと思っていた私も、段々とこれでいいのかなと疑問が湧いてきました。
カレンダーのデイサービスの予定を見る度に、行く意味がないと言い続けている父を無理に行かせる必要って本当にあるんだろうか?
結局、自分の自由が利かない場所で1日過ごすのは苦痛だろうと思い、無理に通わせるのを諦めることに…。
正直私でもそんなに長い時間を気乗りしないところで過ごすのは嫌だし疲れるのに、父のように70代半ばならもっとしんどいだろうなと。
それに9時から17時って結構長いなと。送迎で帰ってくるのは17時半過ぎになります。
(今はそう思えても、この先はもっと長く預かってほしいと思う日がくるかもしれませんが…)
ケアマネージャーさんにその事を伝えると、早々に半日型の機能訓練メインの施設を紹介してくださいました。
さっそく体験をしてみたら、父も気に入り拍子抜けするくらいあっさりと通うことになったんです!
今のところは文句も言わずに通っていますヽ(^o^)丿
無理に通わせる必要もないか…と一度は諦めたものの、閉じこもりや病気などで体力が低下した父に、
本人も納得した上で一番必要なサービスを受けてもらうことができて、ひとまず安堵しました。
ケアマネージャーさんに本人の意向に沿ったものを提案して頂けたお陰だと思い、感謝しています。
これからも父と母がサービスを穏やかに継続できることを願うばかりです。